四国・剣山から三嶺へ縦走

RIKO

2019年08月27日 17:12

2019年8月22日は、四国・徳島の剣山に行ってきました。




実は、3人で早月尾根から剱岳に登り立山三山をめぐる山行の計画だったのですが、天候が悪く中止になったのでした。

それで、天気のよさそうな22日に前夜発の日帰りで行くことになりました。


大阪を21時に出発し、高速道路を降りてから山の中の道を走り(これが、けっこう核心でした)、見ノ越登山口の駐車場に着いたのが午前1時ごろでした。

三嶺まで行くことにしたので、4時出発の予定でしたが、ちょっと遅らせて4時40分ごろ出発。

ヘッデン付けて登り始めました。



一汗かいて、リフトの駅に。




朝日がまぶしい。




刀掛けの松。




山頂の小屋が見えてきました。




山頂までいくつかルートがありますが、後が長いので、最短ルートで登りました。


山頂の大岩の上に社がありました。




広々として誰もいない山頂です。








雲に向かって伸びる尾根に降りて行きます。




気持ちのよい縦走路に見える・・・けど、けっこう、登り下りがあったのでした。




次郎笈に到着。ここから丸石避難小屋に向かう縦走路に入ります。




三嶺、遠そうぉ~




丸石に到着。



振り返ると、剣山と次郎笈。




笹原は朝露たっぷりで、膝から下が濡れてきます。


ここから先はちょっと木が増えてきそう。




林の中を歩いて、避難小屋に着きました。





8:20に到着。ここから下山ルートがあります。もし遅れたらここから下山する予定でしたが、余裕で着いたので、三嶺に向かいます。


シロヤシオと思いますが、少し紅葉してます。植生が大峰にちょっと似た感じがしました。




高ノ瀬までの登りは、このルートの中ではワイルドでした。



この周辺には、オオヤマレンゲの保護エリアがあって、これもまた、大峰と同じような感じです。


笹原の斜面をトラバースする途中に、稜線を見ると岩が連なってました。





けっこう長いトラバースで、笹と草が茂って地面が見えにくいところもありました。





それが終わると、超広々とした笹の原、とその向こうに、三嶺。まだまだ遠い!




平和丸、っていう、漁船の名前みたいなところに来ました。




しばらく歩くと白髪避難小屋。




白髪山と三嶺の分岐点のピーク。



鐘が吊るしてあったので、なんとなく鳴らしてみました。


後ろには、歩いてきた全稜線が見渡せます。よく歩いたなぁーっ。




最後のピーク三嶺の手前にカヤハゲ(東熊山)というピークがあります。



見た目ほど時間はかかりませんでしたが、せっかく登ってまた激下りでした。


そして、ついに、三嶺の登り。
なんなん、あの大岩・・・




大岩の向こう側は、クサリ場になってましたが、特に問題なく登れました。ちょっとガレてましたが。




突如現れる、小さい木の階段。




登り詰めて、三嶺の山頂!




地元の学生グループが登ってきていました。本日出会った2グループ目でした。


眼下に小さい池と三嶺ヒュッテ。




ヒュッテに行く手前に名頃への下山道の入り口があり、下山開始。若者Nさんだけヒュッテを見に行ってましたが、あっという間に追いついてました。
今回通った小屋の中では一番きれいだったらしいです。


下山道は、最初はちょっと急でガレ場もあって、下りにくいですが、やがて森のなかの道となり、テープも多く分かりやすくなってました。






だんだん、膝とか疲れてきましたが、無事、名頃の登山口に到着。(16時)



近くにバス停がありますが、もう終わってるので、タクシーを呼んで見ノ越に戻りました。


四国も素晴らしい山や見どころがいっぱいありそうです。今回は前後の時間に余裕がなくどこも行けなかったので、また行ってみたいと思います。(出来れば沢登りで。)



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