大滝連なる矢納谷(上多古川上流)
9月5日も、沢登り。
上多古川上流の矢納谷に行ってきました。
上多古川沿いの林道から、矢納谷に入ったのが、8時40分頃。
矢納滝。
先週の
愛知川とは全く雰囲気の異なる、大峯の沢。
苔むした感じがまたいいものです。
矢納滝を巻くと、祠がありました。
2段の滝では、神戸から来たという4人パーティが登っていました。
私たちは、巻きました。
今回初めて会ったKさん。沢は2、3回目らしいですが、若いし手足長いのでどんどん行きます。
巨岩が多い沢です。
上に横たわる大木は、根元からバッキリ折れてました。
巻き道に朽ちた梯子。
この危うい梯子と虎ロープで、だんちょさんが登り、ロープを下ろしてもらって後続はプルージックで登りました。
(下りのときもここを通ったのですが、プルージックで、梯子を恐る恐るゆっくり降りました。梯子は、なんとか、私の体重に耐えることができた。)
昇竜ノ滝。竜が昇っていくように見えるのかな。
谷を詰めると竜ケ岳なので、そういう名前なのかも。
滝が大きいと巻き道も大変です。
やっと巻き終えて、なだらかな流れをのんびり歩きます。
丸太の上を歩くのよ~
この谷は、古いケーブルが残っていて、ちょっと景観を損ねているのですが、この丸太のときとか、時々、助かるのでした。
この小さい滝は、シャワークライミングしました。
シャワーしなくても登れたみたいですが・・・
上から水面まで光ってきれいでした。
この滝は左側を巻きましたが、けっこう大変でした。
奥に滝が落ちて、ちょっと神秘的。
25m滝はマイナスイオン発散しまくり(な感じでした)。
だんだん、底の岩が赤っぽくなってきたなあ・・・
赤ナメクチキノ滝です。
さらに登って、コウリン滝。
ちょうど太陽が滝の後ろにきました。
ここで、遡行終了ということで、12時少し過ぎていたし、滝を見ながらお昼ご飯にしました。
白いトリカブトが咲いてました。
下山は、途中まで沢を下り、登山靴に履き替え、作業道を探しながら下って行きました。
ずりずり斜面に手こずりましたが、あの、朽ちた梯子以外は、スムーズに下山。
といっても、作業道が何度も途中で不明瞭になって、迷いやすいらしいです。
だんちょさんの地図読みで、すんなり帰れましたが、私はふんばるのに必死で、地図を見ることはなかったのでした(すでに濡れてしまって解読不能になってたし)。
大岩に大滝、きれいな水、大峯の沢を堪能できました。
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