2011年07月21日
前穂高岳・北尾根
7月16日から18日、北アルプス前穂高岳・北尾根から奥穂高岳に行ってきました。
クライミングチームで、これまで何度かゲレンデで練習し、ボッカトレし、いよいよ本番です。

チームのメンバー5名と、A講師、N講師(女性)の7名で、15日の夜、大阪を出発し、平湯に16日の午前1時過ぎに到着しました。
バス停付近で、野宿していたら、夜中の3時ごろに妙高へ行くバスが出るらしく、騒がしいったら・・・
やがて、上高地へバスで行く人達も集まってきました。(何でこんなとこで寝てるん、っていう感じで見られてたみたい。)
私たちはタクシーで上高地に向かいました。
6時過ぎに上高地を出発。

横尾までは、GWに槍ヶ岳に行ったときに歩きました。
ここから涸沢に向かいます。

途中で、屏風岩のルートを講師が説明してくれました。

本谷橋までは、平坦な道でしたが、結構疲れてきました。

それに、ここからは、岩が多い登りだったので、だんだん、歩みが遅くなってきました。
そして、ついに、A講師が「ロープ持ったろ」とおっしゃったので、持ってもらいました。
涸沢に近づくと雪渓です。

かなり疲れましたが、やっと涸沢のテン場に到着しました。(1時前)

色んな雑誌やネットで見ていた、ちょっとあこがれだった涸沢。
こんなに岩だらけのサイトやったんかー!

雪の上にテントを張っている人もいましたが、私たちは、ごつごつの岩の上にテントを張りました。
しかも、ちょっと下のほうだったので、トイレ行くにもルートファインディングしながら、息が切れる~
3~4人用テントに女子4人です。
早めにビビンバの夕食を食べて、少し寝てたら、7時になっていました。
歯を磨いてトイレ行って、本格的に寝ました。
17日は、3時起床。

準備が終わって、いよいよ、北尾根、5・6のコルに向かいます。(4時50分出発)
アイゼンなしで登れましたが、急なので、もう早くも超しんどい状態に・・・

しかし、5・6のコルに着くと、素晴らしい景色です!
富士山見えた!

少し休憩して、岩登りがスタートします。
私は、A講師とMさんの3人パーティで行くことになりました。

かなり渋滞しているようで、途中で、2時間ほど、待たされました。
充分休憩できたけど、ちょっと長かった。

一番簡単なところで、トップを行かせてもらうことになりました。
アンザイレン(パートナーとロープを結びあう)して、さあ行こうか、と思ったら、A講師が「ほな、先に行くから」と言って、先に登り、適当なところで、ナッツを使って、ヌンチャクを取り付けて行ってくれました(やっぱり、私の実力をよくご存知で・・・)。

槍ヶ岳もばっちり見える、晴天です。

槍、アップで。

またまた、停滞のようです。

岩の間にかわいい花が咲いていました。

3峰、2峰と何とか登り、ついに、なぜか私が一番に前穂に到着しました。

Mさんも雄大な山々を背に登ってきました。

みんな登ってきて、健闘を称えあいました。
装備を片付ける前に、写真を撮って・・・

周りの景色を楽しみました。


最高~!
の気分だったのですが、ここから、まだ、奥穂高岳へ登らなければなりません。
それも吊尾根をどんどん下って行きます。
しかも、一般登山道とはいえ、結構、岩で気をつけなければなりません。
だんだん、歩くのが遅く・・・遅く・・・

また、途中で、A講師に「ロープ持ったろ」と言われ、持ってもらいました。(情けない~)
持ってもらっても、足がだるくてたまりませんが、なんとか歩いていきます。可愛い花に癒されながら・・・

少しガスが出てきて、先を急がなければなりません。
やっと奥穂に。

ガスの中から現れた穂高岳山荘。

休憩もせず、ザイテングラートをどんどん下ります。
途中、登った北尾根が見渡せました。
左の大きい雪渓から5・6のコルに登ったのでした。

お花畑の下のほうに、涸沢のテン場が見えてきました。

途中の雪渓で、何度も滑ってこけました。
雨も降らず、なんとか、明るいうちに、テントに戻ることができました。
夕食は、カレー、サラダ、スープ。美味しくいただきました。
翌朝、また3時起き。
N講師の素早い片付けに合わせて、必死にザックに荷物を詰め、涸沢を後にしました。

下りは、アイゼンをつけました。

なんだか、前ももが筋肉痛で歩きにくいのですが、ストックの使い方をA講師に指導され、歩きやすくなりました。
徳沢に戻ってきました。

明神から予約してあったタクシー会社に電話したら、ジャンボタクシー(9人乗り8000円、普通のタクシーだと6000円x2台なので、かなりお得)で来てくれるそうなので、よかった。
まだまだ、体力、クライミング技術も未熟ですが、講師やメンバーのみなさんのおかげで、北尾根を登り、前穂、奥穂と歩き通せました(ロープは持てなかったけど・・・)。
あんなに、しんどかったけど、また行きたいな~
クライミングチームで、これまで何度かゲレンデで練習し、ボッカトレし、いよいよ本番です。

チームのメンバー5名と、A講師、N講師(女性)の7名で、15日の夜、大阪を出発し、平湯に16日の午前1時過ぎに到着しました。
バス停付近で、野宿していたら、夜中の3時ごろに妙高へ行くバスが出るらしく、騒がしいったら・・・
やがて、上高地へバスで行く人達も集まってきました。(何でこんなとこで寝てるん、っていう感じで見られてたみたい。)
私たちはタクシーで上高地に向かいました。
6時過ぎに上高地を出発。
横尾までは、GWに槍ヶ岳に行ったときに歩きました。
ここから涸沢に向かいます。
途中で、屏風岩のルートを講師が説明してくれました。

本谷橋までは、平坦な道でしたが、結構疲れてきました。
それに、ここからは、岩が多い登りだったので、だんだん、歩みが遅くなってきました。
そして、ついに、A講師が「ロープ持ったろ」とおっしゃったので、持ってもらいました。
涸沢に近づくと雪渓です。
かなり疲れましたが、やっと涸沢のテン場に到着しました。(1時前)

色んな雑誌やネットで見ていた、ちょっとあこがれだった涸沢。
こんなに岩だらけのサイトやったんかー!
雪の上にテントを張っている人もいましたが、私たちは、ごつごつの岩の上にテントを張りました。
しかも、ちょっと下のほうだったので、トイレ行くにもルートファインディングしながら、息が切れる~
3~4人用テントに女子4人です。
早めにビビンバの夕食を食べて、少し寝てたら、7時になっていました。
歯を磨いてトイレ行って、本格的に寝ました。
17日は、3時起床。

準備が終わって、いよいよ、北尾根、5・6のコルに向かいます。(4時50分出発)
アイゼンなしで登れましたが、急なので、もう早くも超しんどい状態に・・・
しかし、5・6のコルに着くと、素晴らしい景色です!
富士山見えた!
少し休憩して、岩登りがスタートします。
私は、A講師とMさんの3人パーティで行くことになりました。

かなり渋滞しているようで、途中で、2時間ほど、待たされました。
充分休憩できたけど、ちょっと長かった。

一番簡単なところで、トップを行かせてもらうことになりました。
アンザイレン(パートナーとロープを結びあう)して、さあ行こうか、と思ったら、A講師が「ほな、先に行くから」と言って、先に登り、適当なところで、ナッツを使って、ヌンチャクを取り付けて行ってくれました(やっぱり、私の実力をよくご存知で・・・)。
槍ヶ岳もばっちり見える、晴天です。
槍、アップで。
またまた、停滞のようです。

岩の間にかわいい花が咲いていました。
3峰、2峰と何とか登り、ついに、なぜか私が一番に前穂に到着しました。
Mさんも雄大な山々を背に登ってきました。
みんな登ってきて、健闘を称えあいました。
装備を片付ける前に、写真を撮って・・・
周りの景色を楽しみました。
最高~!
の気分だったのですが、ここから、まだ、奥穂高岳へ登らなければなりません。
それも吊尾根をどんどん下って行きます。
しかも、一般登山道とはいえ、結構、岩で気をつけなければなりません。
だんだん、歩くのが遅く・・・遅く・・・
また、途中で、A講師に「ロープ持ったろ」と言われ、持ってもらいました。(情けない~)
持ってもらっても、足がだるくてたまりませんが、なんとか歩いていきます。可愛い花に癒されながら・・・
少しガスが出てきて、先を急がなければなりません。
やっと奥穂に。

ガスの中から現れた穂高岳山荘。

休憩もせず、ザイテングラートをどんどん下ります。
途中、登った北尾根が見渡せました。
左の大きい雪渓から5・6のコルに登ったのでした。

お花畑の下のほうに、涸沢のテン場が見えてきました。
途中の雪渓で、何度も滑ってこけました。
雨も降らず、なんとか、明るいうちに、テントに戻ることができました。
夕食は、カレー、サラダ、スープ。美味しくいただきました。
翌朝、また3時起き。
N講師の素早い片付けに合わせて、必死にザックに荷物を詰め、涸沢を後にしました。
下りは、アイゼンをつけました。

なんだか、前ももが筋肉痛で歩きにくいのですが、ストックの使い方をA講師に指導され、歩きやすくなりました。
徳沢に戻ってきました。
明神から予約してあったタクシー会社に電話したら、ジャンボタクシー(9人乗り8000円、普通のタクシーだと6000円x2台なので、かなりお得)で来てくれるそうなので、よかった。
まだまだ、体力、クライミング技術も未熟ですが、講師やメンバーのみなさんのおかげで、北尾根を登り、前穂、奥穂と歩き通せました(ロープは持てなかったけど・・・)。
あんなに、しんどかったけど、また行きたいな~
Posted by RIKO at 22:55│Comments(14)
│北アルプス
この記事へのコメント
凄いお天気でおトク度ブッチ切りですね。
Posted by だんちょ at 2011年07月22日 00:01
だんちょさん
心配していた夕立、雷もなくて、よかったです。
超しんどかったけど、超面白かったですよ。
また、クライミングの練習よろしく~
心配していた夕立、雷もなくて、よかったです。
超しんどかったけど、超面白かったですよ。
また、クライミングの練習よろしく~
Posted by RIKO at 2011年07月22日 08:25
>超しんどかったけど、超面白かった。
これですよね。
いい感じの余韻が残る山が一番!。
これですよね。
いい感じの余韻が残る山が一番!。
Posted by 奈良の爺々 at 2011年07月22日 10:50
奈良の爺々さん
帰ってきたら、超忙しかったです。洗濯とか・・・
余韻が残ってますが、靴擦れも残ってます。
日焼けも・・・
帰ってきたら、超忙しかったです。洗濯とか・・・
余韻が残ってますが、靴擦れも残ってます。
日焼けも・・・
Posted by RIKO at 2011年07月22日 17:03
まいどです!
めっちゃキツそうですけど、めっちゃ綺麗ですやん
ええな、ええなーウラヤマシイ限りどす
めっちゃキツそうですけど、めっちゃ綺麗ですやん
ええな、ええなーウラヤマシイ限りどす
Posted by blueeyedsoul at 2011年07月22日 22:28
blueeyedsoulさん
GWの槍の最後の雪の斜面もしんどかったけど、奥穂への道もしんどかったです。ザックは重いし。
膝が治ったら、どんどん登りましょうね~
GWの槍の最後の雪の斜面もしんどかったけど、奥穂への道もしんどかったです。ザックは重いし。
膝が治ったら、どんどん登りましょうね~
Posted by RIKO at 2011年07月22日 22:52
何時書くか待ってましたで
何度でもいきなはれ
ワタシャ、藪山漕いでます
何度でもいきなはれ
ワタシャ、藪山漕いでます
Posted by ショウタン at 2011年07月23日 10:28
ショウタンさん
やっと書きました(途中で、うっかり消してしまった)。
何度でも行きたいですが、別のところにも行きたいし。
夏は沢やし!
やっと書きました(途中で、うっかり消してしまった)。
何度でも行きたいですが、別のところにも行きたいし。
夏は沢やし!
Posted by RIKO
at 2011年07月23日 12:47

北アルプスの景色、クリアに写っていますね。実物はもっとずっとすごいのでしょう。憧れます。お花畑ももすごいけど、テントの花もすごい。
Posted by Strayer at 2011年07月24日 00:34
Strayerさん
お天気が最高でした。
とても、私のカメラでは写しきれない、スケールでしたよ。
お花もいろいろ咲いていたのですが、撮る余裕がなかったのが残念でした。
テントの下の岩が痛くて寝にくかったです。
お天気が最高でした。
とても、私のカメラでは写しきれない、スケールでしたよ。
お花もいろいろ咲いていたのですが、撮る余裕がなかったのが残念でした。
テントの下の岩が痛くて寝にくかったです。
Posted by RIKO
at 2011年07月24日 22:59

なんていい天気。
穂高から槍がくっきりですねぇ~
私が1週間後に登った槍からは結局穂高は見えず仕舞い・・・残念でした。
また涸沢から奥穂や北穂に行ってみたいなぁ~
そして、そこから槍をずっと眺めていたい・・・・
穂高から槍がくっきりですねぇ~
私が1週間後に登った槍からは結局穂高は見えず仕舞い・・・残念でした。
また涸沢から奥穂や北穂に行ってみたいなぁ~
そして、そこから槍をずっと眺めていたい・・・・
Posted by tekapo
at 2011年07月27日 12:36

tekapoさん
お天気は最高でした。奥穂ではガスで景色が見えませんでしたが。
涸沢から奥穂の登りも大変でしょうね。下りながら思いました。
北尾根が渋滞していたので、槍はたっぷり眺められました。
前穂からは、必死で、紀美子平なんて、「紀美子さんって誰やろ」と思う間もなく素通りでしたよ~
お天気は最高でした。奥穂ではガスで景色が見えませんでしたが。
涸沢から奥穂の登りも大変でしょうね。下りながら思いました。
北尾根が渋滞していたので、槍はたっぷり眺められました。
前穂からは、必死で、紀美子平なんて、「紀美子さんって誰やろ」と思う間もなく素通りでしたよ~
Posted by RIKO
at 2011年07月27日 13:15

雪の槍も、初夏の穂高も征し
次は何処を狙うんだろう
素晴らしい槍ドアップです
徳沢も、涸沢も憧れの君です
次は何処を狙うんだろう
素晴らしい槍ドアップです
徳沢も、涸沢も憧れの君です
Posted by hanasaku at 2011年07月28日 10:11
hanasakuさん
次は・・・どこでも行きたいです。
涸沢は、秋が紅葉爆発ですごいと思います。
でも、とにかく、岩だらけなので、寝るときに岩が邪魔で寝にくかったです。
徳沢も素敵なキャンプ場でした。
いずれも、のんびりするにも、山に登るにも、いいところみたいです。
次は・・・どこでも行きたいです。
涸沢は、秋が紅葉爆発ですごいと思います。
でも、とにかく、岩だらけなので、寝るときに岩が邪魔で寝にくかったです。
徳沢も素敵なキャンプ場でした。
いずれも、のんびりするにも、山に登るにも、いいところみたいです。
Posted by RIKO
at 2011年07月28日 16:24
