キャンプと登山

2014年8月14日は、御在所岳に行ってきました。




お盆休みの天候が悪くて、北アルプス中止で予定変更。

御在所岳でもしできたらクライミング、無理なら普通の登山にしようと、13日夜に大阪を出発。

某所で野宿してたら、夜中からやっぱり雨。


とりあえず、裏道から登り始めました。（６：１０）




日向小屋へ行く道を通ると近道らしいので、堰堤の下を通過します。






雨はたいしたことがないのですが、蒸し暑くて、レインウェアの中もびしょびしょ。

藤内小屋も閑散としてました。（６：４４）




裏道はクライミングの下山時に歩いたことがあるので、国見尾根から国見岳を目指すことにしました。




急な尾根が続きます。
ザックにはロープやクライミング装備が入っているので、ちょっとしたボッカトレ。




急な細尾根が終わって、たぶん眺めのよさそうな岩の多いゾーンになってきました。




あの有名な地蔵岩といい、このあたりは、大きい岩の上にちょこんと岩が乗っているのが多いようです。




左が地図にも載っている、ゆるぎ岩。




ザックを降ろして、登ってみました。
てっぺんの岩の上に乗るとゆらいでいるらしいですが、乗るのは止めておきます。

マナティかジュゴンのようなてっぺんの岩。




右の岩にも登ってみました。クライミングができなかったので、この辺でちょっと遊んでお茶にごす・・・




このあたりからやっと緩やかになって、縦走路に出ました。
石門というのがあるようなので、寄り道してみました。




確かに石の門。




国見岳はやっぱりガスで何も見えませんでした。（９：００）



国見岳というだけあって、国中を見渡せそうな山頂ですが、残念・・・というか、景色見える天気なら岩登りしてるし。




国見峠を経て、山頂近くまで少し登り返していきます。




藤内壁の上部が見えました。




山上公園に着くと、天気悪い中、ロープウェイで来ている人たちもいました。

山頂にはいかず、少し休憩して、中道を下って行くことにしました。（１０：００）


さすが人気のルート。雨の中登ってくる人も結構います。


景色は全然見えませんが、地蔵岩と負ばれ石は見えるだろうと楽しみに下っていきます。





しかし、岩の多い道で、雨で濡れているし、下りにくいです。

だんだん雨足も激しくなってくるし・・・


途中のキレットの岩場は雨の中、家族連れハイカーでちょっと混雑。少し待って登っていきました。


そして、ふいに目の前にあの、地蔵岩が・・・思ってたより、小さかった。




横から見たら巨人のようでした。





次は、負ばれ石。




中に入って上を見ると、リングボルトが打ってあった。


（今日のＷさん、赤、水色、黄色と、「飛び出し坊や」のような派手ないでたち。）


このまま中道を下って国道に出ると駐車した場所まで道路歩きになるので、途中の分岐から裏道に向かいました。(11:25)




地図では点線の道ですが、ブッシュもなく、テープも多くあり、はっきりした踏み跡がありました。

途中でロープウェイの下を通ります。




もう靴の中も浸水してるし、とにかく早く温泉に入りたい～という心の叫び・・・



日向小屋の少し上部の裏道に出て、無事駐車場に到着。(12:15)


いつもは希望荘でしたが、今回はグリーンホテルのお風呂にいきました。（まあまあな感じ）


一日中不快な状態でしたが、前から一度見てみたかった地蔵岩や負ばれ石など見られて、それなりに楽しめた1日でした。

次は天気のよいときに、クライミングしましょう。