2023年10月13日
ラストフロンティア伊藤新道~竹村新道
2023年10月2日から5日、北アルプス・伊藤新道から竹村新道に行ってきました。
かつて黒部源流へのルートとして開拓され、雲ノ平への最短ルートとしてにぎわっていたと言われる伊藤新道ですが、岩壁が崩壊し廃道となり歩く人もほとんどいなくなったということです。
それを小屋の方々が再整備され、今年の8月に復活、開通されたというので行ってきました。
七倉温泉駐車場からタクシーで高瀬ダムへ。
そこから川沿いの道を歩いて、2時間ほどで湯俣温泉に着きました。
改装中の湯俣山荘。(宿泊は出来るそうです。)
今夜の泊りは川を渡ったところにある晴嵐荘で、ジップラインで川を越えます。
晴嵐荘
スパイスカレーをいただき、温泉に入って就寝。
翌日は5時半ごろ出発し、とりあえず、右岸に渡渉。
堰堤を超えると、川から湯気が上がってます。
しばらく進むと、右側に墳湯球が見えてきました。
第一から第五吊橋まであったそうですが、第一、三、五の吊橋が再建されてます。
第一吊橋。
ガンダム岩。
ホッチキスのような足場があるので、それを使って超えました。
何度も渡渉して進みます。流れが重い!
秋になって水位も下がってるらしいですが、膝上になってくると必死で踏ん張らないと流されそうです。
渡渉箇所や巻き道箇所には、ケルンと赤リボンがありますが、よく見ないと分かりにくいところも。
ルートファインディングしながら、適切な渡渉ポイントを探しながら進んで行く、冒険っぽいルート。
第三吊橋を過ぎると、少し浅めになって渡渉しやすくなりました。
第五吊橋を渡ると、遡行部分は終わります。
ここから急な登りで、ざれたところもありました。
眼下に第五吊橋。
一旦、赤沢に下り、そこから森に入ります。これまた急で、登りにくいところはロープや梯子が付けられています。
登りきると、少しなだらかになり景色が開けてきます。
奥に槍ヶ岳。
展望台から。
やがて、水平な巻道ルートになって、紅葉が美しい。
三俣山荘に到着しました。
夕食は、鹿肉のジビエシチュー。美味しかった!
夜中から風が強くなり、翌日は、早朝から雨。
出発を少し遅らせ、予定していた烏帽子岳までの縦走はやめて、裏銀座途中の分岐から竹村新道に入って湯俣に下ることにしました。
ちょっと残念ですが、裏銀座、少しだけ歩きました。
赤や、オレンジ、黄、緑の曼陀羅模様が素晴らしい山並み。
竹村新道は最初はけっこう片側が切れ落ちたところもあって、緊張しました。
下りが長い~
湯俣からまたジップラインで川を渡って、高瀬ダムまで歩きます。
が、タクシーが終わってたので、途中にある名無避難小屋で泊まりました。
誰もいないかと思ったら、学生さんが一人いらっしゃいました。
見た目ちょっと・・・な小屋でしたが、そんなに悪くなかったです。
さて、沢ゾーンで使った装備ですが、靴は、先日買ったモンベルのラバーソウルの沢靴(サワークライマー)。
ソックスはネオプレン。(登山靴は持って行かず、下山もすべてこれ一足でした。)
雨の中、黒部源流までの下りも、濡れても平気なので、どんどん歩けました。(岩苔乗越まで、めっちゃしんどかったですが・・・)
友人たちは、グリップ力のあるサンダルでしたが、砂が入ってくるのが難点だったそうです。
今回の伊藤新道のために買った沢靴でしたが、大活躍。
ウェアは、薄手のウールシャツにフリース、レインジャケット。ウールタイツに沢用タイツ、短パン。
ザック内はもちろん、ビニール袋(2重)で防水対策をして、極力軽量化しました。
今まで見たことのない沢沿いの山の景色をたっぷり楽しめた、素晴らしいルートでした。
また来年も行ってみたい!!
ヤマレコ
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6011523.html
かつて黒部源流へのルートとして開拓され、雲ノ平への最短ルートとしてにぎわっていたと言われる伊藤新道ですが、岩壁が崩壊し廃道となり歩く人もほとんどいなくなったということです。
それを小屋の方々が再整備され、今年の8月に復活、開通されたというので行ってきました。
七倉温泉駐車場からタクシーで高瀬ダムへ。
そこから川沿いの道を歩いて、2時間ほどで湯俣温泉に着きました。
改装中の湯俣山荘。(宿泊は出来るそうです。)
今夜の泊りは川を渡ったところにある晴嵐荘で、ジップラインで川を越えます。
晴嵐荘
スパイスカレーをいただき、温泉に入って就寝。
翌日は5時半ごろ出発し、とりあえず、右岸に渡渉。
堰堤を超えると、川から湯気が上がってます。
しばらく進むと、右側に墳湯球が見えてきました。
第一から第五吊橋まであったそうですが、第一、三、五の吊橋が再建されてます。
第一吊橋。
ガンダム岩。
ホッチキスのような足場があるので、それを使って超えました。
何度も渡渉して進みます。流れが重い!
秋になって水位も下がってるらしいですが、膝上になってくると必死で踏ん張らないと流されそうです。
渡渉箇所や巻き道箇所には、ケルンと赤リボンがありますが、よく見ないと分かりにくいところも。
ルートファインディングしながら、適切な渡渉ポイントを探しながら進んで行く、冒険っぽいルート。
第三吊橋を過ぎると、少し浅めになって渡渉しやすくなりました。
第五吊橋を渡ると、遡行部分は終わります。
ここから急な登りで、ざれたところもありました。
眼下に第五吊橋。
一旦、赤沢に下り、そこから森に入ります。これまた急で、登りにくいところはロープや梯子が付けられています。
登りきると、少しなだらかになり景色が開けてきます。
奥に槍ヶ岳。
展望台から。
やがて、水平な巻道ルートになって、紅葉が美しい。
三俣山荘に到着しました。
夕食は、鹿肉のジビエシチュー。美味しかった!
夜中から風が強くなり、翌日は、早朝から雨。
出発を少し遅らせ、予定していた烏帽子岳までの縦走はやめて、裏銀座途中の分岐から竹村新道に入って湯俣に下ることにしました。
ちょっと残念ですが、裏銀座、少しだけ歩きました。
赤や、オレンジ、黄、緑の曼陀羅模様が素晴らしい山並み。
竹村新道は最初はけっこう片側が切れ落ちたところもあって、緊張しました。
下りが長い~
湯俣からまたジップラインで川を渡って、高瀬ダムまで歩きます。
が、タクシーが終わってたので、途中にある名無避難小屋で泊まりました。
誰もいないかと思ったら、学生さんが一人いらっしゃいました。
見た目ちょっと・・・な小屋でしたが、そんなに悪くなかったです。
さて、沢ゾーンで使った装備ですが、靴は、先日買ったモンベルのラバーソウルの沢靴(サワークライマー)。
ソックスはネオプレン。(登山靴は持って行かず、下山もすべてこれ一足でした。)
雨の中、黒部源流までの下りも、濡れても平気なので、どんどん歩けました。(岩苔乗越まで、めっちゃしんどかったですが・・・)
友人たちは、グリップ力のあるサンダルでしたが、砂が入ってくるのが難点だったそうです。
今回の伊藤新道のために買った沢靴でしたが、大活躍。
ウェアは、薄手のウールシャツにフリース、レインジャケット。ウールタイツに沢用タイツ、短パン。
ザック内はもちろん、ビニール袋(2重)で防水対策をして、極力軽量化しました。
今まで見たことのない沢沿いの山の景色をたっぷり楽しめた、素晴らしいルートでした。
また来年も行ってみたい!!
ヤマレコ
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6011523.html
2023年10月13日
八池谷の沢登り
9月24日は、滋賀県の八池谷に沢登り。
初心者向けですが、崩落地帯があって、危険な箇所もありました。
今回は、モンベルのラバーソールの沢靴を買ったので試してみました。
この谷はあまりぬめっていないので、滑ることなく歩けたし、下山も大丈夫でした。
もう秋になってから、わざわざ取り寄せてもらって沢靴買うとは・・・
そのわけは、次の記事で!
初心者向けですが、崩落地帯があって、危険な箇所もありました。
今回は、モンベルのラバーソールの沢靴を買ったので試してみました。
この谷はあまりぬめっていないので、滑ることなく歩けたし、下山も大丈夫でした。
もう秋になってから、わざわざ取り寄せてもらって沢靴買うとは・・・
そのわけは、次の記事で!
八池谷 沢登り / RIKOさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
タグ :八池谷
2023年10月12日
初秋の岩湧山ハイキング
9月18日は、久々に岩湧山に行ってきました。
滝畑の登山口から登り始めて、途中に扇山というのがあったので、寄ってみたり、新しい発見もあって楽しかったな。
ススキは出始めでフレッシュでした。
ハバヤマボクチもまだ青っぽい。
三合目の分岐から下りましたが、石がゴロゴロで最後のコンクリート道が長くて、あまり面白くなかったかな。
紀見峠駅まで歩いてフィニッシュ。
これからススキが見頃でにぎわうでしょう。
滝畑の登山口から登り始めて、途中に扇山というのがあったので、寄ってみたり、新しい発見もあって楽しかったな。
ススキは出始めでフレッシュでした。
ハバヤマボクチもまだ青っぽい。
三合目の分岐から下りましたが、石がゴロゴロで最後のコンクリート道が長くて、あまり面白くなかったかな。
紀見峠駅まで歩いてフィニッシュ。
これからススキが見頃でにぎわうでしょう。
岩湧山で秋の始まり / RIKOさんの経塚山(大阪府河内長野市)・岩湧山・扇山(大阪府)の活動データ | YAMAP / ヤマップ